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第56章 あなたを愛しているから……

「んっ…、はぁ……、すごく…気持ちいっ……」


「上がったらベッドに行ってもっと気持ち良くしてあげるからね」


「あっ…、あっ、あっ…、んっ……、ああっ…、いっ…ぱい……愛…してっ……」


ぬるりとしている秘部を弄られてビクビクと体を震わせながらソラ先輩の肩を掴む。



他の男と何かあっても、心に誓った支配者の思いのままに反応し続ける淫らな体。


複雑な気持ちを抱えていても快感を与えられて悦んでいる。


「言われなくとも愛するよ。……ついでに俺の行き場のないこの気持ちも受け止めてもらうから」



その気持ちはずっと我慢しているものだと、ベッドの上に行ってから分かった。


私の全てを独占したいと言っているかのように、何度も名前を呼んで身体中に手を滑らせてくる。