この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛おしいキミに極甘な林檎を
第57章 私は愛しい大魔王の小悪魔



横断歩道の信号が赤になって足を止めた時に頭をよしよしと撫でられて私たちの距離が近いことを感じる。


「ほら、手を繋ごう」


「はい!」


今朝見た夢のような未来には絶対にならない自信があった。


「ソラ先輩の手はいつもぽかぽかしますね」


「風子の手はひんやりしてて気持ちいいね。冷たいから温めてあげるよ」



指を絡ませてしっかりと握っている従う手と優しくて大きな手。


繋がれているこの力が緩まない限り、私はソラ先輩と結婚する。



「気持ちいいとかこんなところで大胆にエッチなことを言うんですね」


「それは風子の方だろ。そっちの意味で言ったわけじゃないんだから。

……でもまだ家に帰るには早いから久しぶりに大きいお風呂に入ってゆっくりしてくる?」


「どこに?」



「分かっていて聞いてくる風子は小悪魔だね。……ラブホだよ」


/3128ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ