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愛おしいキミに極甘な林檎を
第57章 私は愛しい大魔王の小悪魔



朝にセックスはしたものの、久しぶりにゆっくりできるデート。


ネット上での騒ぎがあったせいで一緒に出掛けられなかったから存分に楽しみたい……。



快く同意した後に向かったのは大学生の頃に来たことがあったラブホテル。


この場所はしっかりと覚えている。


初めて彼氏以外の男と同じベッドで寝たところだから……。



その相手は今、隣にいるけど。



このラブホテルの部屋には二人で入っても広々としているジェットバスがあった。


備え付けで置いてあった泡入浴剤を入れると、真っ白い泡が浴槽いっぱいに広がる。


「わあ!もこもこ!泡風呂、楽しいです。二人で大きなお風呂に入るの久しぶりですね」


初めてではないのに体に纏うほどの泡を見ると子供のようにはしゃいでしまう。


「お風呂に入るまでは風子の体が冷たかったけど、段々温まってきたね」


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