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愛おしいキミに極甘な林檎を
第57章 私は愛しい大魔王の小悪魔

「うん。他の男を翻弄しているというか……。まっ、風子はそんなつもりはないだろうけど」
「確かにないですね……」
「でも無意識だからこそ厄介な小悪魔だなって思う」
「はぁんっ……、んんっ…、それっ……、イイのっ……、あぁんっ」
乳首に与えられる快感によって私は背中を反らす。
起きてから愛し合って満足したつもりでも、ソラ先輩に触れられるとまだ物足りないと身体が疼いてくる。
「はぁっ……、んぅっ……、ソラせんぱいっ……」
「でも、男を翻弄する小悪魔を支配して苛めるのはすごく愉しいかな」
耳元で囁いた時に掠る息と性欲を唆られるゾクリとする言葉。
もっとこの身体をその強い愛で縛って欲しくなる。
「一生勝てる気がしません」

