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愛おしいキミに極甘な林檎を
第60章 夢見ていたシアワセの未来

分かっているくせに、私にこの言葉を言わせたいのか聞いてくる。
「エッチしたくなるから……。生理中に我慢するのは大変なんですよ」
「大変になるほど風子は性欲が強いのか」
「そういうことです。だから……」
話している途中に急にキスで口を塞がれて、続きを言えなくなってしまう。
下唇を挟まれたり、ゆっくりと唇を貪られるお気に入りのキスに身体が疼くと表情が蕩けていく。
そのせいで一週間も禁じていないといけない欲が騒ぎ出す。
「濡れちゃうじゃないですか。ソラ先輩の意地悪……」
「俺は愛してるよって伝えるためにしていたんだけど。夫婦になっても愛情表現をしっかりしていこうと思って」
本当にそうなのか確かめるために、椅子から立ち上がった私はソラ先輩の股間に触れた。
見てすぐ分かったけど、少し膨らんでいたそこを撫でると興奮していることが分かる。
「勃ってるじゃないですか」

