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愛おしいキミに極甘な林檎を
第61章 真実の愛と花嫁の決意

テーブルの上に置いてある写真を取ろうとすると、余程私に見られたくないのかソラ先輩が先に奪う。
「むうう、私に隠し事をしてるんでしょ!?やましくないんだったら見せてくださいよ」
それに、隠されると余計に見たくなる……。
諦めきれない私は奪われた写真を取り返そうと思い、隣に座っているソラ先輩に体を倒すように迫っていく。
顔が近づくとキスをして阻止してくるけどそれにも流されるつもりはない。
ふにふにと胸が当たって潰れていても私はその写真の方に夢中だった。
「おっぱいを押し付けてくるところも可愛いけど……、それでもだめ。やましいから見せられないんだよ」
下心があるから隠しているということを知ると、一気に怒りが湧いてきて私は頬を膨らませる。
「夜のオカズにしたいほど綺麗な他の女が映ってるとか?」
「まあ……、他の女ってこと以外は否定しないけど……」
「じゃあ、本当に他の女じゃないのか私が確かめます。……いただきっ!」

