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愛おしいキミに極甘な林檎を
第61章 真実の愛と花嫁の決意

「ダメだって!ああ……!」
胸を押し当てて力が緩んだ隙をついてソラ先輩が守っていた写真を勢いよく取り上げた。
しかも、観念したようで取り戻すつもりはないようだ。
裏返しになっていた写真を表にしてドキドキしながら見てみる。
「なっ、なんですかこれは……!?」
映っていたものを見た瞬間、驚いて普段より大きな声を上げてしまった。
「それは俺が撮ったんだけどね、我ながら上手く撮れたと思う。最高の写真だよ」
写真を見て驚愕する私の隣で、ソラ先輩が開き直って自画自賛している。
その写真はミニスカートを穿いていて、肩や胸元が隠れていない露出多めのサンタの格好をした私のエッチな写真だった。
驚いたのはそれだけでない。
私が乗り気で谷間を作るように胸を寄せていたり、スカートを捲って下からパンツが見えるようにポーズを取っていた。

