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愛おしいキミに極甘な林檎を
第12章 裸の付き合いとイケない妄想

服を脱いで下着姿になるものの、男に裸を見せる時とはまた違った緊張に襲われる。
もたもたしながらブラジャーのホックを外して脱ぎ、最後にパンツを下ろした。
同性とは言え恥ずかしい……。
頼りない面積の布切れで他の人と同じように胸とアソコを隠して浴場へと向かう。
「あの人おっぱい大きい。いいなー」
「しっ、聞こえるわよ」
シャワーがあるところまで歩いている時、見知らぬ女の子達から視線を向けられてさらに恥ずかしくなる。
そんな思いをしながら体を綺麗に洗い、濁りのない温泉に浸かった。
はぁ……。温かくて気持ちいい……。
今頃、男湯では二人が裸の付き合いをしているんだ……。
ソラ先輩と課長が下半身も隠さずに……――――

