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愛おしいキミに極甘な林檎を
第12章 裸の付き合いとイケない妄想

「おまたせ。……まだ浸かってるよね?一緒入ろう」
爽やかな笑顔を向けてきて俺の物だと示すように私の腰にこっそり手を回してくる。
風呂は広いのに密度が高い。
その上、三人で裸なこともにあって二人っきりの時よりもずっと緊張する。
丁度いい温度の湯に浸ってリラックスできるはずなのに肩に力が入ってしまう。
「…………」
「ねえ、普段疲れてるだろうから肩を揉んであげるよ」
「本当ですか!?ありがとうございます」
ソラ先輩の方に背中を向けると郁哉さんが私の体に触れたそうな視線を送ってくる。
胸や下半身をまじまじと見られるのが恥ずかしくなって俯いた。

