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愛おしいキミに極甘な林檎を
第63章 愛おしいキミに……



そう強く言った那砂さんが詰め寄ってくるけど、ハンカチで涙を拭いたせいでマスカラやアイシャドウが落ちている。


真っ赤な口紅に濃い化粧をしているからホラー映画に出てきそうな顔面になっていて颯太さんは笑いを堪えて体をプルプルと震わせた。


「いや……、なんでって言われても……。風子は……」


「新しい彼女ができたから元カノはどうでもいいのは分かるけど、あまりにも無関心すぎない!?
血の繋がった人の奥さんなのよ!?旦那くんのことだって従兄弟だから大事でしょ?」



「オレには那砂さんと理人さんがどうしてそこまで泣くのか理解不能なんですけど」


「っ……、ぐすん……。颯太くんがそこまで冷たいなんて思っていなかったわ」


「えーっと、冷たいとかそう言うんじゃなくて……。あいつは強いですからオレは信じてるっていうか。

こういう時はいつでも支えられるように周りは元気でいるのが一番じゃねえかなって思うんですよね。
……那砂さんと理人さん、そんなに泣いて酔ってません?」


「…………」


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