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愛おしいキミに極甘な林檎を
第63章 愛おしいキミに……



恐る恐る室内にあるテレビドアホンを見てみるとスーツを着た成人男性が立っていた。


入院していた時に見舞いに来た人も家族くらいしかいなかったし、知らない人だ。


このまま無視するのは申し訳ない気がして、とりあえず応じてみる。


「はっ、はい」



『社です。風子様はいらっしゃるでしょうか?』


「えっ……、あっ……。えっと……」


病院で処方された薬が入った袋も“大空 風子”と書かれていたから恐らく私の事を言っているんだと思う。



『風子様ですね。お仕事はお休みだったんですか。
お話したいことがあるので少々お時間をいただけないでしょうか?』


「あっ、はい……」


直接顔を見て話したいから玄関に出てこいと言うこと……?


姿を目にしたこともなく、名前も聞き覚えがない。


でも私の名前を知っているということは、用事はソラ先輩ではなく私にはあるはず。



不信感は拭えないけど玄関へ向かい、ドアの鍵を開けて社という男性と話してみることにした。


「何の用でしょうか……?」


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