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愛おしいキミに極甘な林檎を
第12章 裸の付き合いとイケない妄想

男湯で温泉を楽しみ終えたソラ先輩と課長がやって来て安心する。
「今、扇いでやるからな」
私の隣に課長が座ってきてうちわでパタパタと扇いで風をくれた。
「ありがとうございます……。涼しくて気持ちいいです……」
でも微風に癒されている時、ソラ先輩はどこかに行ってしまった。
思わぬ所で二人っきりになってしまい気まずい。
ソラ先輩とのこと聞かれたりするのかな……。
「風呂は気持ち良かったか?」
「とっても。三月になってもまだ寒いですし、冷えていた体が温まりました」
「それにしても温まりすぎだ。……だが、普段から寒そうにしているもんな。手先とか冷たくて心配になる」

