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愛おしいキミに極甘な林檎を
第64章 番外編:危険な逆ハーデート



「いや……、その……。風子の胸を見ないでくださいね?」


「アタシは女のおっぱいや下半身なんてどうでもいいの。男のちんこが一番なのよ。
彼氏くんったら風子ちゃんで隠しやがって。どんな竿を持っているのか確かめられないじゃない。見せなさいよ!」


「嫌です……」


「はあ!?どれだけ風子ちゃんに特別扱いしてるのよ!男なら堂々としなさいよね。……って彼氏くんは普段はしてるか。

もしかして裸になると弱気になっちゃうタイプ?

それともイイちんこを持ってるから見せたくないとか?
きゃー!那砂、ますます見たくなるー!」


「…………」



何だろう。さっきは年配の女性たちには嫉妬していたけどこれは全く嫉妬しない。


ソラ先輩と二人きりで楽しんでいた時は終始頬が緩んでいた。でも那砂さんの男好きを思い出した私の表情は真顔へと変わる。



「あら、何やってんの?あんた達も遠慮しないで入りなさいよ。せっかく秘湯に連れてきたんだから楽しみなさい」


あんた達……?


一人で来たのではなく、誰かと一緒に来たんだろうか。


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