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愛おしいキミに極甘な林檎を
第18章 この愛の行方は……
「そうなるね……」
当たり前のことを聞いてその未来を想像すると悲しくなってきて涙が出そうになってきた。
「嫌です。もうソラ先輩と離れたくないです」
「俺もだよ。風子がそう思ってくれていて嬉しい……」
ちゅっと優しいリップ音が部屋に響いた。
ブラウスのボタンを外されながら角度を変えて繰り返されるキス。
その唇は首筋へと降りて、露わになっている肌の上を丁寧に滑らせる。
気持ちいい感触と共に淫らな身体が疼き出す。
「ソラ先輩……、好き……」
もっと愛情を感じたくて、気付いてもらえるように白いシャツをきゅっと掴んだ。
細めた目をして微笑んでくれてから今度は長めのキスを落とされる。