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愛おしいキミに極甘な林檎を
第3章 狙われる雌

居酒屋に着いてから個室で酒とつまみを少しずつ飲み食いする。

豪華なつまみが並んでいて嬉しいのに緊張して箸が進まない。


「飲むペースが遅いな。お酒はあまり飲まないのか?」

「あっ……、はい……」


「本当のことを話してくれ。嫌な事があったり、今の仕事が難しいなら乙羽が働きやすいように改善するから」


「……職場の人間関係や仕事が原因じゃないんです」

「なんだ?」


「実は彼氏から五ヶ月も連絡が来なくて……」

悩みすぎてついプライベートを口にしてしまった。



「あー……、それは自然消滅にされたパターンだな」


「分かってます……。でも忘れられなくて何も手がつかなくて苦しいんです。
仕事にまで支障をきたしてるなんて私ったらダメダメですよね。
次の恋をしたくても……、ってすみません!仕事に関係ないことを話してしまって」


上司に恋愛相談をしてしまうなんて私は何をしているんだろう。


しかも話したら悲しくなって涙が出てきてしまった。



すすり泣いていると課長は私の隣に座ってきて顔を覗き込んでくる。


「新しい恋をして忘れた方が楽になるのか?」



「はい……。――――……っ!?」

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