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愛おしいキミに極甘な林檎を
第20章 秘密の時間に愛されて…

たくさん人がいる中でも私だけを見ていてくれる。
女が苦手なのもあるのか、私より可愛い女がいても見向きもしないから安心だ。
でもたまに私以外に向ける視線が怖くなる。
彼氏が傍にいてナンパされるわけがないのに他の男を威嚇してるんだろうか。
守ってくれている感じがしてそんなところも好きだけど……。
「風子、あっち見て。……えい」
「ひゃあっ!……いきなり水をかけるのはなしですってば。お返しですっ!」
パシャパシャと水を掛け合ったり、ウォータースライダーを滑ったり二人で楽しく遊んだ。
自分の彼氏の水着姿が目の保養になっているのと一緒に遊べる喜びで終始ニヤけている私。
こんなに楽しい時間を過ごせるご褒美があるなら、しばらく会うのを我慢した甲斐があった。

