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愛おしいキミに極甘な林檎を
第20章 秘密の時間に愛されて…

合流してから腕組をしている理人さんに叱られた。
「風子さん、あなたはどうしていつも一人でどこかに行ってしまうんですか。三人で手分けして探していたんですよ」
「すみません……」
「まあまあ。彼女には俺から注意しておきますので」
「あなたがいつも風子さんに甘いからこうなってるんじゃないですか」
二次被害を受けているソラ先輩の後ろに隠れると逃げられないくらい強く手首を握られていた。
なんだかいつもとは違う様子。
それは私が過去にイケないことをした時と似ているような気がした……。
部屋に戻ってからシャワーを浴びて、寝る準備が終わるとソラ先輩に肩を掴まれてベッドに座らせられる。
「あの……、どうかしたんですか?」

