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愛おしいキミに極甘な林檎を
第20章 秘密の時間に愛されて…

「瀬戸内さんに言ったら俺が不利になるので言いません」
「怖い人ですね。見ているこっちはヒヤヒヤしますよ。まあ、応援するつもりもないんですが」
再び静かになってから少し時間が経つと、足音と共に複数の女の声が聞こえてきた。
「ねぇ、あの人たちカッコよくない?」
「イケメンよね!彼女いるのかな。とりあえず話し掛けてみる?」
女たちは離れたところからソラ先輩と理人さんをチラチラと見ている。
「風子をひとりにしておくのも悪いので部屋に戻ります」
「僕も泳げないのにプールに行って疲れたので寝ます」
「明日も俺たちを見張るなら疲れるでしょうからゆっくり休んでください」

