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愛おしいキミに極甘な林檎を
第21章 アナタを愛シテ逆らえない


「やります、やります!今日はいっぱい愛しますから!」


「いい子だね。頑張って」


優しい笑顔の裏に潜む大魔王にまんまと乗せられた気もする。



それに、やるとは言ったものの愛するって具体的にどうすればいいんだろう。


体を引き寄せられた時に朝立ちしているモノが当たっていたけど、今までの経験によると単純に性的なことを求めているわけではなさそうだ。


しかも今日一日私が頑張らないといけない。

隣にいる人は変わらないのにプレッシャーを感じる。



「もし今日の終わりに風子の愛情表現が下手だと判断したら……明日こそ監禁するから」


「ひいい……!ソラ先輩の意地悪!」


「風子を焦らせるのは楽しいな。さて、今日はどんな一日になるんだろうね」

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