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愛おしいキミに極甘な林檎を
第22章 幸運と四人目の男


「愛してる……。ソラ先輩がいないと私はもうだめです……」


するとソラ先輩はペットボトルの水を口にしてから私にキスをして飲ませようとしてくる。


口に含んだ水を素直にごくんと飲んだ後は舌を絡ませられた。

上腕を押さえられて腔内をスローに掻き回されるとその甘い感触にさらに思考が溶けていく。


「んっ……。おいしい……」



ベッドに倒されてからも止まらなくて何度も深く求め合った。



「ソラ……、すき……」


ぼんやりとしたまま口から出した言葉を聞いたソラ先輩は少し驚いてから目を細めて柔らかな笑みを向けてくる。


起きていたいけどもう限界だった。

優しいキスを落とされた私はすぐに眠ってしまった。


隣にいてくれる温もりに癒されて、自分のベッドではないのにとても寝心地が良かった。

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