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愛おしいキミに極甘な林檎を
第22章 幸運と四人目の男


出掛ける準備をしてロビーに行くと理人さんが私たちを待っていた。


「風子さん、塑羅緒さんおはようございます」


いつにも増して落ち着いた声だ。普段は朝から私と口喧嘩するほど威勢があるのにあまり元気がないよう様子だった。


「今日も祖父のために監視するんですか」


「いいえ。水没したスマホを何とかしないといけませんし、用事があるので先に家に帰らせて頂きます」


やっとソラ先輩と二人っきりで過ごせる。

荷物を持っているから本当に帰るんだろう。

見張られないと知った私は理人さんの前では笑顔になるのを抑えていた。


「ゴールデンウイーク終日には帰ってくるんですよね?千十郎様にあまり心配を掛けないようにしてください」


「分かってますよ!帰る時には連絡しますから」


「我儘なお嬢様には困ってしまいますね。では、また」

「もう!一言余計です。気をつけて帰ってください」

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