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愛おしいキミに極甘な林檎を
第1章 Sの彼氏

何気ない話をしながらご飯を済ませて、向かったのはラブホテル。
会うのは一週間ぶりだから二人っきりになると少し緊張する。
付き合いが長いから安心感の方が大きいはずなのに……。
部屋に入って荷物を置くと、ソラ先輩がじっと私のことを見てくる。
「なっ、なんですか。私の服に何かついてましたか?」
「いいや。風子はこう言う格好で仕事をしてるんだなと思って」
「あ、はい。一応スーツ着用なので」
レディーススーツの中に着ているのは薄ピンク色のシャツ。
その他はこれと言って変わった点はない。

