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愛おしいキミに極甘な林檎を
第1章 Sの彼氏

「変な目で見られてない?」
急に抱き寄せられて低い声で囁かれてドキッとする。
そして久しぶりに感じる体温が心地いい……。
「普通のスーツですし、見られてないと思います。私に似合いませんかね?」
「そういう意味じゃなくて、出るとこ出てるから」
「お腹のことですか!?確かに前より少し太ったかもしれませんが……」
「ははっ、違うよ。胸とお尻が目立って見えるってこと。
風子はエッチな体つきをしてるから職場の男に痴漢されないか心配なんだ」
「んっ…。全然……されて…ないです……」
大きな手でスカート越しに尻を撫で回されてから軽く唇を重ねられた。
そのキスは表面が触れるくらい優しいもの。
もっとして欲しいのに私を焦らしているのかまだ本気でしてこない。

