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愛おしいキミに極甘な林檎を
第3章 狙われる雌

「あれは……、その…お酒の勢いと言うか……」


暗くてよく見えないけど、なんだかギラギラとした視線を感じて身の危険を感じる。

軽い女にはなりたくないけどご無沙汰なせいで下半身がむずむずしてきた。


「意外と本音が出るものだよ。それにあんな返事をした風子ちゃんはエロそうだったから。……興味はあるよね?」


私は隠すことを観念したように小さく頷いた。

「やっぱりそうなんだ。もし興味がないって言われていたら、こんなことを聞いてしまって恥ずかしくなるところだったよ」


「……ガツガツしてる人かと思いましたけど弱気なところもあるんですね。意外です」


「そりゃあ、あるよ。おれだってお酒の勢いで風子ちゃんに手を出したんだから。
でも、もっと仲良くなりたいのは本当だよ」

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