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愛おしいキミに極甘な林檎を
第26章 強引な彼に犯されて……

「大丈夫だよ。今日病院にも行ったし、風子の顔を見たら元気になった」
「えっ!?どこか悪い所があるんですか……?」
「んー……、ただの疲労だって」
そうだとも気付かずに不安になっていた私は浅はかだった。
普段会った時は疲れた顔を見せないし、電話をした時もいつもと変わらない声をしていたから元気なのかと思っていた。
でも私が知らないだけで仕事が忙しかったり、悩んでいたりしていたんだと思う。
「気付いてあげられなくてごめんなさい……」
恋人がつらい時に私は何をしていたんだろう。
少しでも楽しんでしまったことを後悔しながらソラ先輩をぎゅっと抱き締めた。

