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愛おしいキミに極甘な林檎を
第29章 囚われの時間に濃厚な✕✕を注がれて

「男の人と二人っきりで過ごすのは遠慮したいのですが……」
「彼はただの見張りよ?あら、男として意識しちゃってるのぉ~?」
第一印象が怪しいから疑っているのに、那砂さんはやたら意地悪な笑みを向けてくる。
「刃物で刺されるような身の危険を感じるからです」
「那砂の部下はそんな物騒なことをしないから。まぁ、追い出したければ追い出せばいいんじゃない。ずーっと外で見張ってろって言って」
日中はまだしも夜には猪や熊が出そうなこの森に放り出すのも良心が痛む。
「その判断は風子ちゃんに任せるけどね。……じゃあ、後は頑張ってぇ~」

