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陰は陽よりも熱く
第3章 埋もれていた想い
「自分の分も淹れてきたんでしょ?
一緒に飲んでいってよ…ほら、一人でコーヒー飲むのは寂しいしっ!

ね…イイでしょ?
センセ…」



背けられた背中にあえて近づく。


アタシの幸せタイムもうちょっとだけ延長したい…っ


関ッチの肩に手を伸ばした――


瞬間、伸ばした手を掴まれ温かい胸の中に捕らえられていた。


……ぅ――わ――っ…!!





―…なにっ…!どういう状況っこれ?!


心臓が口から出そうっ…!
ヤバいようっ…っ



おそるおそる関ッチの顔を見上げると

すごく苦しそうな顔をしてる。



「――っ…ごめんな二籐…っ急にこんなの嫌だよな…っ?」


関ッチ…息が荒い…

何かに耐えるみたいにしてるのを見てアタシは早く何とかしてあげたくなってきた。




抱きしめる腕の力強さは変わらないけど…っ…関ッチの…アレが…当たってる…っ…かもっ…!



アタシに…興奮してる…の…?



「二籐…っ嫌なら言ってくれっ…すぐっ離れるからっ!
…っは…こんなおっさんに抱きつかれて嫌でないはずないよな……

…もっ…俺……なにしてんだよっ…!
今俺普通じゃないからっ…そばにいない方がいいぞ…っ!」


必死にアタシから離れたセンセは背中を向けて椅子に座り股間の膨らみを隠そうとしているのがわかった。


その背中を見たら…アタシの方が耐えられなかった


「…嫌…じゃないよ…」


「…――っ馬鹿言え二籐…っ教師をからかうなよ…っ!」



振り返るセンセの背中に自分から抱きついた。



「…追いかけちゃいけないって…蓋してたの…自分の気持ち――

でも…だめ…っそんな苦しそうな関ッチ見てられないし…


……センセのこと…ずっと…好きだった…っ!

今だけでもいい…から……抱きしめて…っ…!」




ガタンッ
椅子が倒れ、さっきよりも力強く抱きしめてくるセンセ



「二籐…っぁあ、俺っ…教師失格っ…っ!」

唇を重ねてくるセンセはやっぱり大人で、アタシは舌を絡められたのに驚いてただ身を預けるだけ…
でも大好きな人とする優しく濃厚なキスはアタシをとろけさせるのには十分だった



「は…っ二籐…っえっち顔になってる…」


「…っは…ぁっ…そぅいうこと…いわないでっ」
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