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陰は陽よりも熱く
第3章 埋もれていた想い
密着した箇所から響く水音
まとわりつく淫らな蜜の香り

我慢しようとしても勝手に出てしまう声

ぁッっ…も…っしんじ…っらんないっ!
アタシ…っ!だいすきな先生と…っ…ッ
えっち…っしちゃってる…っ!

こっんな…にっ…ッはげし…ぃっ…のっ…ぁあ!


初めてなのにもっと奥にもっと強く先生を感じたくて自分で腰を揺らす


センセの目が夕日の差し込む会議室で潤んで光る

凄く…感じてくれてる…なかで…っ大きくなって…る

あっ…!も…うれし…いっ




繋がって居られることがうれしくて、目尻から涙が滲んでこぼれる


今だけでも、この僅かな時間だけでも恋人になれて初体験を先生に捧げるなんて…
想いを告げることすらあきらめてたアタシじゃないみたい



「あっ…!ぁあっはっ…っんっなんかっへんっなのっ…おくがっ!んぁっっ…ぁあ゛ッぁああっ――っ……っ!…っ!」


突き上げられて初めて迎える絶頂の波が身体を震えさせた


「は…すみっ…ぁ俺もっ…もうっ――っ…!ぃっ…くっ―――!!

っ!はぁっ…はぁっ…っは」



アタシのお腹にセンセの身体から出た温かいものがかけられた。

…イっちゃった…
余韻で全身がひくひくする…



「…会議室にティッシュあってよかった …」


苦笑いしながらセンセがアタシのお腹を拭いてきれいにしてくれる。



息を整えて、制服の乱れを直そうと起き上がると太腿に朱いものが伝う。


初めて交わった証


「ぁっ…どぅしよっ!…こんなにでるもんなのっ…?センセアタシのバッグ取ってっ」


慌ててナプキンを取り出して、会議室に血の痕がついてないか確認する


「センセ…こっちみないでねっ!」


急いでるからガサガサと見苦しく音がする。


余計にはずかしいっ

でもなんとか血まみれの大惨事にはならずに済んだ。
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