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陰は陽よりも熱く
第4章 金色の陽は
『禍々し“時”滅して白銀と帰せ』


朗々と響く声の振動に合わせてパチパチと空気が鳴り


ふわりと周りのもの全てが一瞬重力の呪縛から解放され、再び着地した。








「…っ創護…」




榊が門倉を呼びながらバシバシと強く肩を叩く。
柏木が目を覚ましたようだった。




俺のジャージの上着を着せていた柏木がゆっくりと体を起こして辺りを見渡す、寝ぼけたようにうつろな表情で薄暗い景色のなかの自分の状況を理解できずにいるようだった。


「――…柏木先輩、気がついたんですね」


進み出た榊を片手で制し、
年齢のわりに渋い声で門倉が話掛けている。

上着を着せた時はひどく震え拒絶反応を示していたのに今はそれはなくなっていた。

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