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月夜の迷子たち
第8章 物語の続き
「出来た・・・・・・・・」

気が付くと夜だった。
一体何日たったのか。

祐哉がご飯を食べるよう中断したり、無理やり休憩を取らされたが、あとはひたすら描いた。
糸が切れたように眠り、目が覚めた瞬間描いた。描きたくて仕方なかった。
今まで描けなかった分を取り戻すかのように描いた。


月の光が窓から差し込み、ベッドで眠る祐哉を照らしていた。
夜の11時だった。ほとんど寝てないのに眠くない。
紗奈はシャワーを浴びると、水を飲みながら絵を見た。

誰かの模写じゃない、自分の絵だった。
今までに感じたことのない達成感を、絵を眺めながら味わった。

明かりを消してベッドにゆっくり腰掛ける。愛しい人の寝顔を見て紗奈は微笑んだ。

祐哉の手がさっと動いて紗奈の手を掴んだ。

「・・・・・・!」

引き寄せられてベッドにごろんと仰向けになった。

「寝てたかと思った・・・・・・」
「・・・・・・・描けた?」
「うん」

祐哉が紗奈に覆いかぶさってキスをする。

ちゅ・・・・・・ちゅ・・・・・・・

レロ・・・・・と舌が入り込む。

「ん・・・・・・・」

寝ていたからか祐哉の口内が熱く感じる。
徐々にキスが激しく深くなる。いつもより官能的だった。

「ふ・・・・・ぁ・・・・・・んん・・・・・・っ」

祐哉の手が紗奈のパジャマの下に入り込む。

「!」

両手で直に紗奈の胸をやさしく揉んだ。
クリ・・・・・と先端を摘まれて体を硬くする。

「祐哉さ・・・・・・あっ・・・・・・」
「眠い?」

紗奈はううんと首を振った。

「眠くないけど・・・・・・んぅ・・・・・・・」

再び唇が重ねられる。胸の先端をクリクリと弄ばれ、きゅっと摘まれる度に紗奈の身体がビク!ビク!と反応した。

「俺、かなり長い間’勇者’だったと思うんだけど・・・・・・。もういいかな?」

紗奈を抱きたいと言っているのだ。
紗奈は久しぶりに感じる快感に、恥ずかしさと戸惑いで祐哉の手を掴んで制止した。
赤面した紗奈の耳を祐哉があむ・・・・・と咥えた。
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