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第6章 恋の炎

祐哉がショーツの脇から指を滑り込ませる。

もはや紗奈はされるがままだった。

指が濡れた部分を行ったり来たりする。クチュクチュと音が立って、紗奈はこれ以上ないくらい恥ずかしくなって赤面した。

「祐哉さん・・・・・・まだ・・・・・まだ続けるの・・・・・・・？」

祐哉は紗奈を無視してヌルヌルに濡れた指先でクリトリスを撫で回した。

「あン・・・・・ッ！！」

それまでの何倍もの強さの快感に襲われて、紗奈は身体を反らせた。

ヌル・・・・・ヌル・・・・・・ヌル・・・・・・・

ぐるりとクリトリスのまわりを指が回るように撫でられ、紗奈は全身を硬直させた。

「あっ！あっ！あっ・・・・・・！祐哉さん・・・・・・っ！もう・・・・・やめて・・・・・・っ！」

紗奈は祐哉にしがみついた。
祐哉は紗奈の足を大きく開かせ、むき出しになったクリトリスをヌルリヌルリと撫でたりクリクリと摘んだりして紗奈の反応を楽しんだ。

気持ちよさがどんどん増していって、一点に集中する。
凝縮された快楽を放出させたいのだが、紗奈にはどうすることも出来なかった。

「祐哉さん・・・・・・もう、やめて・・・・・・」
「本当にやめて欲しい？気持ちよくない？」
「気持ちいい・・・・・・でも、なんか・・・・・・変なの・・・・・・どうにかしたいのに・・・・・どうにも出来なくて・・・・・・」

祐哉は紗奈の耳たぶを吸うと、耳元で囁いた。

「大丈夫・・・・・・。そのまま、気持ちよさに身を委ねて・・・・・」

祐哉が紗奈の唇に舌を差し入れる。
舌のヌルヌルした感触と、下半身を刺激する祐哉の指のヌルつきがシンクロして紗奈の身体の中心にぎゅううっと快楽が集中する。

「んっ！んっ！んぅ・・・・・・っ！・・・・・・っっ！！」

ニュルニュル・・・・・クリクリクリクリ・・・・・・・

祐哉の指の動きが早まる。
紗奈は無我夢中で祐哉の舌をむさぼった。

意識が上へ上へと昇っていく。
何かが弾けそうと思った瞬間、頭が真っ白になって息が出来なくなった。

「ーーーーーーーーッッ！！」

ガクガクガクーッッ！と身体が痙攣すると共に、快楽が弾け飛んだ。

「・・・・・・・はぁっ！はぁっ！はぁ・・・・・・っ！」

紗奈は祐哉にしがみついて喘いだ。
祐哉がぎゅ・・・・と紗奈を抱きしめて頭にキスする。

（今のは・・・・・・・・）