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贖罪の檻。【煉獄━ レンゴク ━】
第16章 逃れの奇襲
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地上階の大きなジャクジー付きのバスタブに浸かりながら妹との行為を反芻する。
「ふっ、なかなか根性があるな。」
理性を失い快楽に飲まれたかと思いきやその実そうでもなく反抗して楽しませてくれる。さっさと堕ちない獲物ほどいたぶり甲斐がある。
自分には、残忍な所があるのでは・・・と思っていたのだが実際やってみるまでは、楽しめるのか冷めるのか判らなかった。
しかし妹を虐げるのは、実におもしろく快感であった。
怯える姿、快楽に流されながらもあと1歩を踏みとどまって見せる理性。その全てが堪らない。今ごろ地下室で理性と本能が葛藤しているだろう。
快楽に身を委ねてしまえばそれで済むというのに・・・強情にも耐えているのだろう。そうして止まっては、また始める玩具の攻めに気をやるだろう。
「全く・・・飽きないなぁ。」