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贖罪の檻。【煉獄━ レンゴク ━】
第19章 動き出す兄の動機
心で拒んでも身体は、素直に兄のもたらす快楽に堕ちていく。母が笑顔で写る写真を見ないようにギュッと目を閉じる。
「あ゙ッ、・・・イクッ!お兄ちゃ、んッ・・・!!?」
「ああ、派手にイケ!!」
激しく突きながら突起を指で擦り上げて誘導してやる。
ばちゅんッ
手をギュッと握り締めて絶頂に耐える。
「・・・っ、ぅあ、あ・・・・・・」
身体がガクガクと痙攣を繰り返す。しかし兄は、ナカで大きく硬いまま・・・
「イッてるところ、悪いが・・・っ俺がまだだからな。へばるな・・・・・・よッ!!」
ズチュンッ
「カハッ・・・!」
兄の硬い牡が最奥を容赦なく突いてくる。果てたばかりの身体が悲鳴を上げる。しかしそれは、絶望ではなく・・・歓喜の悲鳴だった。
己の順応さと1度快楽を受け入れてしまえばなし崩しになってしまう身体が恨めしい。