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贖罪の檻。【煉獄━ レンゴク ━】
第24章  苦痛と云う名の快楽
  


 慌てた執事の声に身体が跳ねる。


「なんでだよ。」


「いま、椥さまが使用中です。」


「はっ、月良とヨロシクヤッてるってか?」


「なっ、なんてことを言うんですか。仮にもあなたの直属の上司ですよ。」


「はっ、冤罪加担者のくせに。」


「訊き捨てなりません!良巳さま。立場を弁えて下さい。」


 ドアの前で主を侮辱する男と対峙する。


「いいから、どけっ!」


「あっ、良巳さまっ!!」


 強引に退けられてドアノブを掴まれる。


「全く・・・処構わず騒ぐなんて低俗ですよ、良巳。」


「っ、人の妹を強姦するような奴に〝低俗〟とか言われたくねぇーな。」


 出て来た自分よりも少し高い男を睨み付けて返す。


「なんてことを。〝合意〟ですよ。あなたがまんまと罠に掛かるから月良が苦労をしたんじゃないですか。」


「てめぇっ!!」


  
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