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贖罪の檻。【煉獄━ レンゴク ━】
第24章  苦痛と云う名の快楽
  


「言っておきますが、事後です。月良に無体を強いるのは、勝手ですが気を付けないと彼女壊れますよ。」


 一方的な男の行動に少しだけ釘を刺す。行為中と終わった後では、あまりにも性格が相反している。壊れるのは、時間の問題だろう。


「そうかよ。俺もひと言、言っとくわ。
 恵見、出所させたの誰だ?」


「・・・あなた、逢ったんですか?」


「やっぱり知ってのか。」


「口外しないように。」


「はっ、するかよ。権力者さまには、敵わねぇからな。」


 襲われたことを知られたくはない。


「月良っ!さっさと来い。帰るぞ!!」


 薄暗い部屋の中で気配を消している妹に声を掛けた。


「っ・・・」


 兄の声音でどれだけ苛立っているのかが判る。


「俺が行かないと判らないのか?」


 他人に触らせただけでも苛々するのにそれが〝椥〟だと言うのが尚更許せない。


  
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