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贖罪の檻。【煉獄━ レンゴク ━】
第25章 現実を幻想へ
兄の怒りは、鎮めることが難しいようだ。痛みが込み上げるのにやめてくれない。
こんな現実を信じたくない。
「あっ、イイ・・・・・・」
「はっ、出たな。どこがイイんだよ、クロ月良。」
ネクタイを解きながら問い掛ける。
「ナカ、爪でカリカリッて・・・ゾクゾクする。こっち指でしながら、挿れて。」
「はは、すげぇな。一瞬で飛んじまったのか?」
自分で秘部と蕾を広げておねだりをする妹に煽られっぱなしだ。
「すっかり気に入ったのか?」
ズボンから牡を解放して蕾に当てる。
「椥さんのじゃ、ダメだった。〝ご主人さま〟のがいい。」
「はは。社交辞令だって判ってても気分いいな。そうか、アイツより俺のがいいのか?」
片脚を持ち上げて先を蕾に押し込む。
「先っぽ、大きくって好き・・・」
「なんだよ。先だけかよ。」