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贖罪の檻。【煉獄━ レンゴク ━】
第25章  現実を幻想へ
  


 頬に涙が落ちた。顔を上げよとすると姿は、消えていた。


 《 《


「待って!!」


 手を伸ばして飛び起きた。


「っ・・・夢?・・・・・・」


 見えたモノは、見慣れた監禁部屋。


「月良さま~朝食の支度が整いましたよ~って、起きてたっ!!」


「おはようございます、奈音さん。」


 笑顔で家政夫に挨拶を返す。こんな状況でも笑顔を返せる自分がどうかしていることはなんとなく理解している。


「はい、おはよう月良さま。お腹は、空いているかしら。」


「あんまり・・・」


「あら~でもそりゃ、そうよねぇ。」


「・・・?なにか、ありました?」


「あら?月良さま、覚えていないの?」


 不思議そうに話しを訊いている少女に返す。


「えっと・・・パーティーへ。そうパーティーへ行きましたよね?」


「ええ、旦那さまと。」


  
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