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贖罪の檻。【煉獄━ レンゴク ━】
第1章 更なる贖罪の褥・・・
「待てっ!!」
「あ゙っ!!?」
声に少し遅れて激痛が走り足が止まった。
「痛、、、いぃ・・・」
「あぁ、長い髪も役に立ったな。」
妹の長い髪を鷲掴みにして引き寄せる。
ゴシュジンサマ
「〝お兄ちゃん〟への態度がなってないな・・・月、良?」
「っ・・・!!?」
頭皮が悲鳴を上げてる。キスをされ乱暴に扱われている現実に混乱しているのにお構いなしに話しが進む。
「お兄、ちゃん・・・痛い。」
髪を引っ張られ身体は、後退していく。
「〝お仕置き〟、が・・・必要だよなぁ。」
スッポリと腕の中に収まる小さな妹を抱きしめて耳元で囁く。
「なんで・・・っ。〝お仕、置き〟・・・って、なにも、、、〝悪いこと〟してな・・・・・・っ!!?」
兄の低い声の言葉に反論しているうちにうなじを舐められた。