この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
デブオタ・キモオの鎮魂帰神
第2章 猿になり、仕事をして、また猿になる。
街にでたのはいいが人が多すぎる。

これではオーラが複数の人を覆ってしまう。

気を練りながら、いつでもオーラを出せれるよう準備しているのだが...

いい実験体が見つからない。

そりゃー、最初だもの、女性が良いに決まってる。

欲を言えば、ボン・キュッ・ボンで、ちょっとだけ年上がいいかな(ニヤッ。)

ただでさえキモオタなのに、ニヤけると、余計にキモイ。

「男は外見じゃない」とよく言うが、高学歴・高収入でも、どうにもならないヤツがここに。

就職したときに、結婚相談所に書類と入会金、年会費を払ったが、一向に音沙汰がない。

今年、3回目の更新年会費を払った。

毎年、年1回、電話が掛かってくる。更新しますか?と。

すでに流星の中では、ボッタクリ企業に認定している。

だが童貞・彼女居ない歴=年齢の流星には甘い言葉に聞こえてしまい。

渋々財布の紐を緩めてしまう。

それも仕方ない。なぜなら5分以上会話してくれるのが、更新手続きをしてくれる

電話の向こうのお姉さんだけなのだから。

繁華街から裏路地を抜け、少し歩いた所に大きな公園があった。

寄り道など普段はしないのだが、この時ばかりは違った。

ウオーキングコースにもなっている公園入口に立って、案内図を見ている。

1周800mあり、トイレは2箇所。水飲み場が1箇所。ベンチが6箇所、東屋が2箇所。

(この公園を1周してみよう。)

時計を見ると14:07。

こんな時間に誰も居ないだろうと思っていたのだが、休日とあって

チラホラ人影が見える。

ランニングしている人、ベンチで本を読んでいる人、芝生で遊ぶ親子など

いろんな人がいるんだなぁ~、と、人間ウオッチング。

気を練るのも忘れて観察し始めた。

しばらく歩いていると、遠くに東屋で休憩している女性が見えた。

20代半ばから30歳くらいの女性が一人いた。

すぐ気を練り、いつでもオーラを出せる態勢に入る。

東屋に近づいていく流星。

東屋が近くになるにつれ、ベビーカーを前後に動かしながら子どもを寝かせていた。

(この距離なら、オーラを飛ばせる。)

女性は流星に気付いていない。もう少し傍に寄りたいが大声を出されても困る。

基本はビビリなのである。

少し遠いが5mまでならオーラを飛ばせる。

オーラを飛ばして女性を覆った。
/43ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ