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炎の薔薇
第5章 セックスの虜
潮吹きというのは、AVのように自分でコントロールして出来るものでもない。
たまたま刺激を受けた女性器から勢い良くピュッとシーツに飛んだ時は凄く驚いた。
和也は私に潮吹をさせた最初の男でもある。
それを和也に話すと物凄く喜んだ。
そしてセックスする度にトライしようとする。
「毎回は無理なんじゃない?」
「もう一度見たい」
「たまたまだったんだよ。
それに……あんまり指で強く刺激されたら痛い」
「はよ言うてや。
俺、茜の痛がる事はしたくない」
「また吹かせようと和也が意地になってするからよ」
「ごめんな。もうせえへんから許してな。
もう一度見たくてつい力が入ってしまった。
あれは奇跡やったんかな?」
「初めて吹いたわ。奇跡を起こせただけ凄いよ」
「そやな。茜の初めてを頂いたんなら満足せなあかんな。
茜とこうしているだけでも奇跡なんやから」
セックスレスの奥さんの事なんてどうでも良くなったでしょ?
ほらもっと私を抱いて男の本音を見せなさいよ!
茜とのセックスは最高だって!
思い出す度、体が疼くように刻みなさいよ!
私をもっと欲して
離れられないほどに……