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姫巫女さまの夜伽噺
第8章 老舗蛞蝓
「っ…」
抱きしめながら、探るように伊良の体を
蝓凪の触手が這う。
ペタペタと皮膚に張り付いてきて
剥がれる時に吸い上げるかのように離れる。
そのうちに布団へ押し倒されると
全身をくまなく触り始めた。
「…っン…」
柔らかく張り付かれる。
その絶妙な感覚に、伊良は居心地の悪さと、快楽を感じ始めていた。
「ここは、気持ちがいいかい?」
そう言って、蝓凪の触手が
やんわりと伊良の胸を包み込んで
揺れ動くように揉みしだいた。
「あっ…。ん、はい…気持ち、いいです…」
その反応に満足したのか
蝓凪はそこをさらに揉みしだき
膨らんできた胸の頂きに触手を吸い付かせた。