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姫巫女さまの夜伽噺
第11章 妖の世界
その美しい金色の瞳と目が合う。
「志摩…」
伊良の目が見開かれ、涙がこみ上げて来る。
「志摩っ!」
手を伸ばすと、志摩もふと微笑んで手を伸ばす。
彼に触れる、その瞬間。
「っあ!」
伊良の首が引っ張られて後数センチの所で
志摩に届かなかった。
「捕まえた! 逃すかこの野郎!」
風にたなびいた伊良の長い髪の毛を
朽葉がガッチリと掴んでいた。
赤べこは停止し穂高は彼女を抱きかかえながら
結界の境目で朽葉と対峙した。
「いや、離して!」
「そうはさせるか!
どうだ、そんな男たちのより、俺のが欲しくて欲しくてたまらないだろう…?」
朽葉の長い舌が伸び
伊良の首の呪いに触れる。
「っああああ!」
伊良の体に電流が走るかのように
快楽が駆け巡った。
思わず、穂高から手を離してしまい
慌てて穂高が伊良の体を抱きとめる。
「ほら、この快楽に逆らえないだろう…?
もっと欲しいだろ、俺が、もっと欲しいだろ…?」
朽葉の声は甘く脳内に響き
伊良の意識が朦朧とする。
朽葉の長い舌が伊良の首筋から、胸元へと伸びる。
「忘れたとは言わせねぇよ…。
昨日の夜、ここを痛めつけられて
ひいひい善がり狂ってたじゃねぇか…。
忘れたのか、伊良…」
「ああああっ…」
朽葉がどんどんと迫ってきて
伊良の肩に触れる。
そのまま襟元に手を伸ばすと
ためらいもなく引っ張り
あらわになった胸を後ろから揉みしだきながら
呪いをペロペロと舐めた。
伊良の体から力が抜け
朽葉の方へと体が傾く。
「だめだ、伊良…!」
腰を抱きかかえた穂高がそう叫ぶが
伊良の体がちぎれないか心配で
つい力を緩めそうになる。
「志摩…」
伊良の目が見開かれ、涙がこみ上げて来る。
「志摩っ!」
手を伸ばすと、志摩もふと微笑んで手を伸ばす。
彼に触れる、その瞬間。
「っあ!」
伊良の首が引っ張られて後数センチの所で
志摩に届かなかった。
「捕まえた! 逃すかこの野郎!」
風にたなびいた伊良の長い髪の毛を
朽葉がガッチリと掴んでいた。
赤べこは停止し穂高は彼女を抱きかかえながら
結界の境目で朽葉と対峙した。
「いや、離して!」
「そうはさせるか!
どうだ、そんな男たちのより、俺のが欲しくて欲しくてたまらないだろう…?」
朽葉の長い舌が伸び
伊良の首の呪いに触れる。
「っああああ!」
伊良の体に電流が走るかのように
快楽が駆け巡った。
思わず、穂高から手を離してしまい
慌てて穂高が伊良の体を抱きとめる。
「ほら、この快楽に逆らえないだろう…?
もっと欲しいだろ、俺が、もっと欲しいだろ…?」
朽葉の声は甘く脳内に響き
伊良の意識が朦朧とする。
朽葉の長い舌が伊良の首筋から、胸元へと伸びる。
「忘れたとは言わせねぇよ…。
昨日の夜、ここを痛めつけられて
ひいひい善がり狂ってたじゃねぇか…。
忘れたのか、伊良…」
「ああああっ…」
朽葉がどんどんと迫ってきて
伊良の肩に触れる。
そのまま襟元に手を伸ばすと
ためらいもなく引っ張り
あらわになった胸を後ろから揉みしだきながら
呪いをペロペロと舐めた。
伊良の体から力が抜け
朽葉の方へと体が傾く。
「だめだ、伊良…!」
腰を抱きかかえた穂高がそう叫ぶが
伊良の体がちぎれないか心配で
つい力を緩めそうになる。