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姫巫女さまの夜伽噺
第11章 妖の世界
朽葉の指先が伊良の乳首に触れ
そして摘まみ上げる。
「っああ…!」
伊良の体が快楽に仰け反る。
そして、目を開けると穂高を突き放した。
「伊良!」
(…大丈夫、穂高)
目を丸くした穂高に向かって
伊良は唇だけでそう伝える。
「ほら見ろ、女なんて快楽に逆らえないんだ!」
朽葉が勝利にゲラゲラと笑い転げた次の瞬間。
「来い、愛蘭。
お前を愛していいのは俺だけだ」
境界線から志摩が現れ
伊良はその胸の中に飛び込んだ。
「なっ!」
驚く朽葉に志摩は不敵に笑うと
握りしめた小刀を横に凪いで
朽葉の掴んでいた彼女の長い髪の毛を切り落として
伊良の体を引っ張り上げる。
「走れ!」
志摩の声と共に
美濃は穂高を引っ張って境界線へと入り込み
志摩も朽葉から背を向けると
転がるように元の世界へと入った。
そして摘まみ上げる。
「っああ…!」
伊良の体が快楽に仰け反る。
そして、目を開けると穂高を突き放した。
「伊良!」
(…大丈夫、穂高)
目を丸くした穂高に向かって
伊良は唇だけでそう伝える。
「ほら見ろ、女なんて快楽に逆らえないんだ!」
朽葉が勝利にゲラゲラと笑い転げた次の瞬間。
「来い、愛蘭。
お前を愛していいのは俺だけだ」
境界線から志摩が現れ
伊良はその胸の中に飛び込んだ。
「なっ!」
驚く朽葉に志摩は不敵に笑うと
握りしめた小刀を横に凪いで
朽葉の掴んでいた彼女の長い髪の毛を切り落として
伊良の体を引っ張り上げる。
「走れ!」
志摩の声と共に
美濃は穂高を引っ張って境界線へと入り込み
志摩も朽葉から背を向けると
転がるように元の世界へと入った。