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姫巫女さまの夜伽噺
第2章 目覚めし巫女
現れたその珠は美しい琥珀色をしていて
まるで志摩の瞳のようだった。


それを愛蘭の傷だらけの体に軽く押し当てる。
まずは見せるために
愛蘭の紫色に腫れ上がった腕に珠を擦るようにして押し当てた。


しばらくすると、打ち身になって
痣ができていたところの痛みが引き
もう少し当てていると
紫に変色していた肌の色まで元どおりになった。


「何これ、すごい…」


愛蘭は元どおりになった腕を見て
目をパチクリさせる。


「治してやるからじっとしてろよ。
くれぐれも嫌がるな」


言われるがまま
愛蘭は志摩の胸に体を預ける。
志摩は後ろから腕を治療し
珠は愛蘭の首筋から喉元を伝わる。


「っ…」


「なんだ、感じてるのか?」


「感じる?何、それ」


「気持ち良いって事だよ」


「…違う、ちょっとくすぐったいだけ…」


「減らず口だな、お前は」


志摩の手が愛蘭の胸を捕らえた。
思わず悲鳴を上げて逃げようとすると
後ろから抱きしめられている手に力が入り
その場に押さえつけられた。


「じっとしてろ」


珠が胸元をじっくり治療する。
痛みは引いて行くのに
愛蘭の胸の鼓動は早まった。


心臓に珠を当てられると
なんとも言えない安堵と
触れられてる事への羞恥で
熱がぶり返しそうになる。


それを我慢して
長い治療が終わる頃には
すっかり愛蘭の体は志摩にくまなく触られていた。
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