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姫巫女さまの夜伽噺
第4章 調教ー志摩ー
ぴたりとくっつく素肌は心地よく
志摩の心臓の音がとくとくと聞こえる。
熱があるかと思うほどに
志摩の体温は高い。
くっついていると
それだけで眠気を催してしまいそうなほどの安心感に包まれた。
背中に湯をかけられると
その温かさにさらに気持ちがほころぶ。
先ほどまでの強引さは何処へやら
優しく湯をかけられると
まるで彼氏に優しくされているような錯覚に陥る。
「…疲れたか?」
志摩の声は淡々としているのに優しく
伊良は彼の方に首を預けてこくりと頷いた。
立てなくなるほど乱されたのだ。
いまだに体の芯がじんじんとしている。
「愛蘭、まだ安心するのは早すぎる。
まず姫巫女として全うしなければ
お前の体はボロボロになるまで犯され食われてしまう。
俺たちを素直に受け入れろ。
何も信じられなくてもいい。だけど、俺だけは信じろ」
「矛盾してる…」
うるせぇよと
志摩の口づけは甘く、優しい。
「…なんで、私の事、名前で呼ぶの?
ここでは、伊良って名前になったんじゃないの?」
唇を外すのが惜しいほど
伊良はもう志摩の唇に順応していた。
運ばれてきた唾液を
自ら舌ですくい取れるくらいまで
志摩は何度も何度も口づけをした。
「もしお前が人間の世界に戻りたくなった時
忘れてしまっていたら困るだろう」
「なにそれ…だから、わざわざ私の事そう呼んでくれるの?
なんで、そこまでしてくれるの?
なんで私に…ここまで…」
ひどいのか
お人好しなのか全く分からない。
しかし、志摩の真剣にも見える瞳に逆らうことができず
伊良は彼の与える甘美な口づけに心を溶かされた。
志摩の心臓の音がとくとくと聞こえる。
熱があるかと思うほどに
志摩の体温は高い。
くっついていると
それだけで眠気を催してしまいそうなほどの安心感に包まれた。
背中に湯をかけられると
その温かさにさらに気持ちがほころぶ。
先ほどまでの強引さは何処へやら
優しく湯をかけられると
まるで彼氏に優しくされているような錯覚に陥る。
「…疲れたか?」
志摩の声は淡々としているのに優しく
伊良は彼の方に首を預けてこくりと頷いた。
立てなくなるほど乱されたのだ。
いまだに体の芯がじんじんとしている。
「愛蘭、まだ安心するのは早すぎる。
まず姫巫女として全うしなければ
お前の体はボロボロになるまで犯され食われてしまう。
俺たちを素直に受け入れろ。
何も信じられなくてもいい。だけど、俺だけは信じろ」
「矛盾してる…」
うるせぇよと
志摩の口づけは甘く、優しい。
「…なんで、私の事、名前で呼ぶの?
ここでは、伊良って名前になったんじゃないの?」
唇を外すのが惜しいほど
伊良はもう志摩の唇に順応していた。
運ばれてきた唾液を
自ら舌ですくい取れるくらいまで
志摩は何度も何度も口づけをした。
「もしお前が人間の世界に戻りたくなった時
忘れてしまっていたら困るだろう」
「なにそれ…だから、わざわざ私の事そう呼んでくれるの?
なんで、そこまでしてくれるの?
なんで私に…ここまで…」
ひどいのか
お人好しなのか全く分からない。
しかし、志摩の真剣にも見える瞳に逆らうことができず
伊良は彼の与える甘美な口づけに心を溶かされた。