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姫巫女さまの夜伽噺
第5章 調教ー穂高ー
「…良い子だ伊良。
その顔がとても良い。
泣きそうな顔はきっと君を貪る多くの妖たちの気を晴らすだろうね」
舌先を指で摘まれ
さらに多くの唾液を垂らされて飲まされる。
穂高の不思議な雰囲気は
圧倒的な力の差を感じずにはいられない。
しかし、高圧的でも、威圧的でもない。
本当に力があるものがまとう
絶対的な主人としての貫禄と威厳。
その威厳に飲まれるというよりも屈服させられる。
(…こんな…恥ずかしい…)
それはちょっとずつちょっとずつ
人としての尊厳を奪われていくような。
従順な人形にしていくような
そんな感じだった。
穂高は相変わらず穏やかで
爽やかな笑みをたたえている。
その笑顔の裏側に何があるのか分からなくて
伊良は怯えることしかできずに
垂らされる唾液をただただ飲み込む。
穂高の指が舌を離し
彼女の帯を解くと
露わになった胸を揉みしだいた。
乳首をぐいっと摘み上げて
隆起した頂きをカリカリと引っ掻くように刺激する。
「あ…っ」
「ここは感じるようにしてもらったかな?
…うん、良い反応だね。ダメだよ、唾液は飲まなくちゃ。
…そう、良い子だ伊良。 感度もとても良い。
そしたらここで少し遊ぼうか」
まずは僕を愉しませて。
そう言って穂高は前をはだけさせると
猛っていなくとも大きなそれを
伊良の顔の前に持っていった。