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姫巫女さまの夜伽噺
第5章 調教ー穂高ー

「山の神とそこに集う妖たちは
人間からの贈り物であるその娘を大切にしたんだ。


大切に大切に、毎晩儀式をさせた…彼女を犯し続けたんだ。


基本的に、神や妖は人間と交わってはいけない。
その禁忌を山の神が許したから
それこそ噂を聞きつけては
数多の妖や神が姫巫女との交わりを求めて集う場所となったんだ」


穂高が舐めていたそれを
伊良の口の中の奥に押しやった。
口を大きく開けないと穂高のは入りきらず
入れられるだけで苦しい。



(…太い…苦しい…こんなの入らない…)



その伊良の気持ちを知ってか知らずか
穂高はぐいぐい押し込んできて
苦しくてむせた。


「歯を立てないようにね。
そう、唾液でベトベトにして…ゆっくり抜き差しするから
それに合わせて…そう、良い子だね」


ムクムクと大きく血流を巡らせた穂高の欲望が
伊良の喉奥に当たる。


むせて涙が出るが
許されずにまた奥に入れられる。
そのうちに涎が飲み込めずに
口の端から垂れた。


「儀式は彼女が死ぬまで続いた。
最も、人間の命なんて儚いから
神にとっては一瞬のお遊びにすぎなかったんだ。


だけど、その甘美な日々は神の中で忘れられない思い出になったし
妖たちも人間と交わる機会なんてないから
それが許されたという事でそれはそれは評判になったんだ…。


それからさらに山に神々や妖が集まるようになり
彼らをさらに迎え入れるために
山の神はきちんとした温泉宿を開いてもてなした」
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