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姫巫女さまの夜伽噺
第5章 調教ー穂高ー
伊良は苦しさで涙が止まらず
それが穂高の感情を昂らせるのか
しばらく咥えさせられたまま
穂高の独白を聞く羽目になった。


「それによって神たちは人間が少しでも住みやすいようにしてやった。
それ以来、人は毎年のように生娘を山に捧げた。


しかし、人というのは忘れっぽい生き物でね。
知恵をつけ始めると、過去の儀式は忘れ去られてしまった。


だけど、神も妖も恩義は忘れない。
忘れた人に対して皮を半濁させたりしんだけど、
山の声を聞ける人間は今は少ないね。


それでも神は人間にしてやったことを忘れない。
だから伊良、君は久々に現れた姫巫女として山に受け入れることにした。


人は神を忘れていないと、神々は喜んでいる。
しばらくは、君のおかげで、この地域の災害が減るだろうね。


だから伊良、君は早く贄として山に身を捧げた事を自覚し
神々にその身を捧げるようにならなくてはいけないよ」


僕も志摩も、君がその自覚を得る為に
ほんの少し手を加えているんだ。
そう言いながら
猛り始めて伊良の口に入りきらない其れを
やっと口から外した。


「…っ、げほっ…苦しっ…」


「厭らしい顔つきだね。
志摩もその顔には悩まされただろうね。
何せ人間だし、麻木に目鼻立ちが似ているからね。
さあ、もう少し布団で遊ぼうか」


「麻木…?」


「志摩から聞いてない?
知りたいって顔しているね。
そうしたら、また後で教えてあげるよ。
僕の気分がのったらね」


いたずらに微笑むと
ひょい、と伊良を抱きかかえて
布団へと運び座らせる。
穂高もそこに座り
ふっと空中に息を吐いて煙を作り上げると
その中から肘置きを取り出して肘を預けた。
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