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姫巫女さまの夜伽噺
第5章 調教ー穂高ー
今までずっと
志摩に叩きつけられた快感によって
伊良の雛尖はすぐに膨張し
迫ってくる波に今にも爆ぜそうだった。


「ほら、逝ってごらん。
それとも、焦らされるほうが好きかな?」


「んっ、んんんんんっ…!」


もうすぐに絶頂という所で
穂高の指の刺激がぴたりと止んだ。
伊良は胸を上下させて、息を吸う。
自分でも分かるほどに顔が上気していた。


「志摩は焦らしは教えなかったかな?
そうしたら、僕が教えよう。
それから、痛みと快楽が同じだということもね」


そういうと穂高はにっこりとほほ笑み
横にあった壷から
何やらいい香りのするトロトロとした液体を付けて
伊良の体にポタポタと垂らした。


「どうだい、気持ちがいいだろう?
これは特殊な香油でね、性欲が高まるんだよ。


俗にいう媚薬というやつだけど
その辺に出回っているものではなくて
これで女をおびき寄せて虜にし
食べてしまう妖怪から採取したものだよ」
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