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愛DoLL☆美しき野獣
第5章 五章

真琴は横目でじーっとエドワードの姿を追ってしまう。
身長が高いな。
手足が長いなぁ。
相変わらず綺麗な身体だな。
しかも外見は、モデル以上にセクシーだ。
普段、すごく優しいけど、本当はとても激しい気性の持ち主のエドさん。
なんか、美しい獣みたいだ・・・。
「何?」
熱い視線に彼が気が付き、目が合う。
「なんでもないです!!!」
「敬語。」
「はい?」
「敬語使わなくていいよ。前に言っただろ?」
「で、でも!!」
「本当は真琴は、敬語を使い慣れてないんだろ?潤にいろいろ言われて、がんばってたじゃん?」
「あっ!?」
「オレの前では、ありのままの君でいていいんだ。」
「・・・・!?」
(こ、この人は、いつも飄々としてるくせに、結構鋭い。というか、潤さんより一枚も二枚も上手だ。)
それは彼の長所であり、一番恐ろしい面でもある。
「ね、オレたちの間では、そうしよう?」
「・・・ありがとう。」
「ん。」
そういうと、エドワードは頭を洗い出した。
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